ウガンダ生活

ウガンダ・ブイクウェの生活を実況中継中

任地での生活2

私の任地であるニェンガは、首都であるカンパラとナイル川沿いの大きな街ジンジャを結ぶ、カンパラ-ジンジャロード沿いにある、小さな村です。ウガンダは国民の八割が農民という国で、特に小規模農家が多いのが特徴だそう。ニェンガの住民の多くも、ウガンダの主食であるキャッサバ、メイズ、マトケや、さとうきび、コーヒー豆、バナナなどを植えた小さな畑を持っています。加えてヤギ、ブタ、ウシ、ニワトリなどの家畜を所有している世帯も多数。

 

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ご覧の通りの何もなさ。メインの通り沿いにはコンクリート造りの生活用品を売っているお店や、肉・野菜を取り扱う小さなマーケットがありますが、それ以外はひたすら畑・畑・畑。

この辺りは緩やかな丘が続いていて、高地から見えるひらけた緑の景色はなかなかに綺麗。アフリカと聞いてイメージするサバンナの風景とは全く異なった、まさに「アフリカの真珠」という呼び名に相応しい眺めです。

写真の道路はとにかく埃っぽくて、大きなトラックが通るたびにものすごい砂埃が巻き起こります。白いシャツを着て出かけると、家に着く頃にはうっすらと赤茶けているのが当たり前。砂埃対策で朝に散水もしているようですが、いかんせん焼け石に水状態・・・。雨が降ると一転してものすごい粘り気を発揮するので、今度は靴ごと足を取られそうになることも。強い日差しもあって、このあたりの徒歩移動は一苦労です。


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先々週、散歩も兼ねて最寄りの大きな街であるジンジャまで2時間半の道のりを歩いてみました。途中ビクトリア湖から流れ出るナイル川源流に突き当たって感動!2枚目は、カジノで始めてポーカーをやったときの写真。負けました笑


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近所の子供が鶏肉を売ってくれるというので頼んだら、なんと生きたニワトリがやってきてびっくり。頼んだら、その場で屠って皮を毟って腸抜きしてくれました。


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毟った直後のニワトリ。


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奮闘すること30分ほど、自分なりに食べられそうなところをそぎ落としてみたものの、正解がよくわからない・・・。このまま裏庭に捨てようとしたら、子供達が「もったいない!まだ食べられる!」と言って骨ごとチョップしたものを揚げてくれました。

こちらではお肉の中でも鶏肉が一番のご馳走のようで、首都のスーパーでも豚肉・牛肉よりも鶏肉の値段の方が高かったりします。ちょっと不思議な感じ。


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オムライス作りました、美味しかった。


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近所を散歩していて見つけた、全く使われている様子のない線路。日本出国前にウガンダの地図で線路を見つけて、「電車移動できる?!」と思ってはしゃいでいたのですが、夢のまた夢でした笑

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すぐ隣に住んでいて、いろいろと親切にしてくれるリサくん。歴代ボランティアとも仲が良かったらしく、以前のボランティアから教えてもらったというレシピでお好み焼きを私に作ってくれました。

ウガンダの家庭では子供達が小さい頃から家事全般を手伝うのが一般的なようで、男女ともに料理はお手の物。