ウガンダ生活

ウガンダ・ブイクウェの生活を実況中継中

ウガンダ観光4

カプチョルワ編2

カプチョルワでの2日目は、コーヒーツアーに参加しました。

ウガンダはコーヒーの産出国として有名で、その規模は国全体の輸出額全体の27%を占め、世界9位の生産国として名を馳せています。私の前の職場の輸入食料品店でもウガンダ産のコーヒーを販売していました。国内におけるコーヒー生産の歴史は100年も昔まで遡り、現在ウガンダのコーヒー産業は50万の小規模農家によって支えられています。

今回はそんな小規模農家の一つを訪問し、そこでコーヒー作りの過程を体験させてもらいました。

 

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これがコーヒーの木!カプチョルワだけでなく、私の任地のニェンガにも沢山植えられています。熟れて赤くなっているのがわかります。

 

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外皮を向くと、中から滑りけのあるコーヒーの実が出てきます。これを洗って、乾燥させます。

 

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乾燥後の豆がこれ。これを、木槌に入れて、


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すりつぶすこと十数分・・・薄皮と中の固い実が分離されます。

そうしたら、実だけを鍋にいれて、火にかけてかき回します。


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しばらくすると実が色づいて、コーヒーのいい香りが!


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じゃじゃーん。コーヒー豆のできあがり。これを再び木臼ですりつぶして、粉末状にします。


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あとは熱湯に入れて混ぜるだけ。


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コーヒーのできあがり!

正直コーヒーに詳しくないので味の細かい違いはよくわからなかったのですが、自分で作ったという感慨もあって美味しく感じました笑

帰りにお土産に粉末状のコーヒーを一袋買って帰りました。

貴重な体験ができてよかった。

 

おまけ

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帰りのバスの様子。走行中もドアが開きっぱなしだった。

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カプチョルワのロッジのわんこ。木から落ちてきた花がお腹についてて可愛い。

 

以上ウガンダ国内観光紀でした。

たっぷり一週間ちょっと、新しい場所やアクティビティーを満喫できて楽しかった!

また友達が遊びに来たときには国立公園やエルゴン山にも行ってみたいですね。

任国外旅行も楽しみだけれど、ウガンダ国内をじっくり散策するのも味わいがあっていいな、と思った旅でした。

 

ちょっと余談ですが、この旅行の途中に同行の友人がひったくりにあうというトラブルが発生しました。

幸い大事には至りませんでしたが、やっぱり油断は禁物・・・と思うなど。

何事も注意するに越したことはありませんね。

 

最終日、カンパラのホテルに戻ってテレビをつけたらたまたま「ブラック・パンサー」がやっていました。

映画が好きなこと、こうしてアフリカに来ていることもあって、旅の最後にたまたまこの映画が見られたことがちょっと嬉しかった。

日本の映画館で見たときは特になんとも思わなかった細かい箇所に、アフリカ文化へのリスペクト要素を感じ取ったりして・・・友人と久しぶりに映画の話で盛り上がれたのも、楽しかったです。

また新しい場所に行ったら記事に書きたいと思います。